デスクワークなど、普段椅子に座っている事が多いにも関わらず、腰痛でお悩みの方も多いのではないでしょうか。
腰痛といえば、重い物を持ったり長時間立っていたりと体に疲れが生じやすい事情ほど、かかりやすいイメージにあります。
しかし、実際はそうではなく、逆に座っている事のほうが腰痛のリスクは高まるのをご存知ですか?
当ページでは、その原因を解説いたします。
また、腰痛予防の対処法もまとめましたので、ぜひ参考にしてみてください。
座っているだけで腰痛に?その原因とは?
通常「座っているなら普通は疲れないのでは?」と、お考えになる方がほとんどではないでしょうか。
ところが、椅子に座っている時ほど腰への負担は大きくなります。
なぜなら、上半身の体重や負荷が腰に集中してしまうからです。
しかし、立っている状態なら膝や股関節など、腰以外の部位にも負荷が行き渡るため、腰へのダメージを抑えられます。
実際、何もせずに座っているだけの状態は、立っている時に比べて腰への負担が約40%上がるとされています。
また、背中や腰を丸めるといった行儀の悪い座り方だと、より負担が上がります。
さらに、日本一の骨盤ブランド・ラボネッツが行った調査「職業別腰痛の罹患率」によると、デスクワークをされている9割以上の方が腰痛の罹患経験があるという結果が判明。
※調査元:PR Times
この事から、座っていても腰痛の原因になる事は間違いないのです。
腰痛にならない椅子の座り方
職業柄どうしてもデスクワークが中心になる方も多いでしょう。
そのため、ゼロリスクを目指すのは難しいかも知れませんが、日頃の行動次第で腰痛になるリスクをグンと下げられます。
ここでは、デスクワークにおける正しい椅子の座り方を解説いたします。
正しい椅子の座り方
椅子には、背もたれが無いもの・あるもので2種類に分かれてきます。
まず、背もたれなしの椅子から解説いたしますと、こちらは背もたれがない分、いっそう体制を保ちづらいです。
次に背もたれがある椅子ですが、こちらは前かがみの状態でお尻を座面の奥まで入れて深く座ります。
ただ、状況によっては背中あたりに隙間が空くので、クッションやバスタオルを丸めたものを用意しておくとベスト。
そうすることで、腰痛になりにくくなります。
ですので、お座りになる際は、タオルを折りたたんだものをお尻の3分の1に入れましょう。
すると、自然と坐骨で座れるようになり、姿勢がよくなって腰痛にもなりにくくなります。
次に背もたれがある椅子ですが、こちらは前かがみの状態でお尻を座面の奥まで入れて深く座ります。
ただ、状況によっては背中あたりに隙間が空くので、クッションやバスタオルを丸めたものを用意しておくとベスト。
そうすることで、腰痛になりにくくなります。
NGな座り方
正しい座り方はもちろんですが、NGな座り方も把握しておく必要があります。
以下、腰痛を引き起こしやすい座り方です。
・前かがみに座っている
・背中を丸めている、いわゆる猫背
・肘を付いたり脚を組んだりするなど、偏った姿勢になる
・もぐりこむように座っている、上半身のほとんどが椅子の背もたれにかかっている
上記の項目に該当した方は、今後気を付けましょう。
仕事の休憩時間に!座り方以外で腰痛対策におすすめの方法
座り方を改善する以外にも、腰痛対策はできます。
今から解説する方法を参考にして、仕事の休憩時間に実践してみてください。
いつでもすぐできる!首を回したトレーニング
腰痛は、筋肉が凝り固まって血行が悪くなる事で引き起こされます。
しかし、首を回すトレーニングには血流を良くする効果があるため、腰痛対策にもなります。
やり方は至ってシンプルで、前後左右等に30秒~1分と繰り返して回すだけです。
忙しい人でも簡単にできてしまいます。
姿勢を作って腰痛を防止!ペンギン体操
ペンギン体操は、姿勢を作るための体操です。
姿勢を作る事で背筋が良くなり、腰痛防止に繋がります。
ただし、体操をされる際は必ず背筋を伸ばしてやるようにしましょう。
猫背などの悪い姿勢だとできない体操です。
やり方は、まず手を前に向けます。
次に肩の高さまで手を上げ、その手をお尻すれすれに落とせば一通り完了。
詳しいやり方は、下記動画よりご覧になってみてください。
骨盤ゆらし体操
①椅子に浅く座り、ひざが90度になるようにします。坐骨が椅子に当たっているのを確認し、腰をやや落とします。イメージとしては、ソファに座っているときのような感じですね。
②腰を落とし背中を丸めた状態から、息を吸い込みながら骨盤を前に傾け、ゆっくり背中を反らします。その後、息を吐きながらゆっくり元に戻していきましょう。これを5回繰り返します。
③背中を反った状態で息を吐きながら骨盤を後ろに傾け、ゆっくり背中を丸め、ゆっくり戻します。これを5回行います。5回完了後、1に戻って繰り返すという流れになります。
骨盤を揺らしながら腰体操
上述した内容と別パターンになるのですが、こちらも腰痛対策に有効です。
やり方は以下の通りです。
- 骨盤を揺らした状態で、平泳ぎをするかのように両手で広くかき分けます。
- 手を前に出した時は背中を丸め、骨盤を後ろに傾けます。そして、手を縮めて胸に来た時は骨盤を立てて胸を張るようにしましょう。
骨盤ゆらし体操とセットでやられてみると良いでしょう。
まとめ
椅子に座るという事は、生活を送る上で避けては通れない事です。
しかし、正しい対処法を知っておけば腰痛のリスクを一気に抑えられます。
腰痛は一度引き起こしてしまうと、治すまでが大変です。
あなたがこれからを快適に過ごしてもらうためにも、今回お話した内容を活用頂ければ幸いです。
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